【社会人/Co-op/カナダ留学準備②】出発3ヶ月〜2ヶ月前にやること

この記事では私の実体験を基に、長期海外留学の出発3ヶ月〜2ヶ月前に準備したこと・準備するべきことについてシェアします。


留学準備シリーズ第1弾の「出発6ヶ月〜3ヶ月前にやるべきこと」もあるのでこちらもぜひ参考にしてみて下さい。

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それでは早速ですが、私がカナダ留学に行く3ヶ月〜2ヶ月前に準備したのは以下の7つです。

1. 航空券の購入
2. 学生ビザ申請
3. バイオメトリクス認証登録
4. 現地滞在中の健康保険の検討・契約
5. 現地用クレジットカード作成
6. つみたてNISA・iDeCoなど運用資産の処理
7. 奨学金返還猶予の申請

それでは順番に詳しく見ていきましょう!

目次

航空券の購入


航空券を購入する時期のおすすめは、事前に学校の入学状況をエージェントに確認し、入学申し込み後に航空券を購入するパターンです。


また、航空券を購入する際に悩むのが直行便で行くか乗り継ぎ便で行くかだと思います。

私は予算や航空会社のレビュー、経験者の情報を基に、大韓航空で韓国経由の乗り継ぎ便を選択しました。

これに関しては、自分の価値観や性格に合った選択をするのがベストです。


例えば、

・乗り継ぎ便の搭乗経験はあるか
・中継地でのコロナ対策に不安があるか
・とにかく面倒なリスクや心配事は避けたいか
・予算的に問題ないか

などが判断基準として考えられると思います。


個人的に思う直行便と乗り継ぎ便のメリット・デメリットはこちら👇

<直行便>
【メリット👍】
・日本の航空会社も多く、日本語が通じて安心
・現地に着くまで余計な心配事はほぼない
【デメリット👎】
・代金が乗り継ぎ便より高い
・お尻が痛くなりやすい(長時間フライト)

<乗り継ぎ便>
【メリット👍】
・代金が直行便より安い
・トランジット先で休憩できる
【デメリット👎】
・海外の航空会社が多く、基本英語での対応(トラブルの際も)
・トランジット先でのトラブルによって現地到着が遅れるリスクが上がる


ちなみに私が購入した時期の成田・羽田空港→バンクーバー空港(YVR)の片道直行便は、約23万円くらいでした。一方の韓国経由の乗り継ぎ便だと約11万円でした。


私自身は、以下のポイントから最終的に乗り継ぎ便に決めました。

・乗り継ぎ便の搭乗経験があった
・少しでも費用を抑えたかった
・同じ方法でカナダに行った人の情報を見て、乗り継ぎがスムーズだったという情報が多かった


こういう時、Twitterは同じ境遇の人たちの生の情報を知ることができるのでとても便利です。

学生ビザ申請


留学準備の中でも最も重要な手続き、学生ビザの申請です。

私の場合、学校への入学申し込みから学生ビザの承認レターが届くまでは約1ヶ月半でした(2022年7月〜8月)。平均的には約2〜3ヶ月かかるそうですが、時期やタイミングによります。

そのため、学校から入学許可証(LOA)が届いたらすぐにビザ申請に移りましょう。

ビザ承認レター受取までの実際の過程


学生ビザの申請に必要な書類は以下の通り。

・学生ビザ申請書
・パスポート(顔写真とスタンプが押された全てのページ)
・入学許可証、(コープレター)
・英文の資産残高証明書
・顔写真データ

詳しくは、カナダ留学の老舗エージェントであるコンパスさんの記事が非常に参考になります。

学生ビザ申請に必要な書類について👇

カナダ留学コンパス
カナダの学生ビザ申請に必要な書類まとめ | カナダ留学コンパス カナダの学生ビザ、ワーホリビザ申請時に必要な書類について徹底解説します。

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いつでも学生ビザ申請ができるよう、学校への入学申込みが済んだらビザ申請に必要な書類を準備することをおすすめします。

ちなみに顔写真に関して、既に持っていた証明写真をスマホで撮影、そしてアプリで規定サイズに変更して提出し特に問題はありませんでした。

バイオメトリクス認証登録


学生ビザの申請から数日後にカナダ移民局から「バイオメトリクス登録指示レター」がIRCCのマイページに届きます。

このレターが届いたら、バイオメトリクスの予約と当日は認証を行います。

<バイオメトリクス認証の基本情報>
場所:カナダビザ申請センター(東京、大阪)
営業時間:9:00〜17:00 (土日祝は休み)
所要時間:約20〜30分
必要な持ち物:予約後にもらう予約表を参照
費用:$85 (¥8,925 ※1CAD=105円の場合)
有効期間:10年

バイオメトリクス認証後、カナダ移民局から「バイオメトリクス認証の提出を確認しました」という内容のメールが届き、ビザの審査に移ってくれます。ですので、バイオメトリクス認証が終わったらあとはビザの審査結果を待つだけです。

予約日は早くても1週間後やそれより遅い日程しか選択肢がないことがあり、平日の日中しか営業していないので注意しましょう。

現地滞在中の健康保険の検討・契約

長期の海外滞在となると、体調を崩したり怪我をしたりする可能性も高まるため保険の加入はとても大切です。

日本にいる間にどの保険に加入するか考えたり、可能ならば契約まですることをおすすめします。



と言っても、どんな保険があるのか、何の保険に入ればいいか分からないですよね?

ここでは仮に、”カナダのバンクーバーへ1年間留学”という前提条件で、加入する可能性の高い保険をまとめました。

①日本の保険会社の保険
②MSP(BC州の公的保険)
③カナダの民間/留学生向けの保険
④クレジットカード付帯の海外旅行保険


①日本の保険会社の保険
→保険料が高い傾向にある一方、補償内容はかなり充実。病気や怪我した際の医療費はもちろん、緊急帰国時の航空券代や手荷物の紛失など幅広くカバーされる場合が多いです。また、24時間の日本語サポート体制もあり、とにかく安心したい方や英語対応に不安がある方におすすめ。

②MSP(BC州の公的保険)
→日本の国民健康保険のような公的保険で、保険料は月々無料or$75です(要確認)。現地人も利用しており信頼度は高く、完全キャッシュレスのため病院での支払いも不要。歯科、眼科、薬剤は自己負担でBC州以外では適用制限がありますが、立て替え払いは避けたい、現地で信頼度の高い保険が良い方におすすめ。

③カナダの民間/留学生向けの保険
→BIIS, guard.me, JFなどが代表的。上①②と比べて安価なことが多く、日本から申し込むことも可能。また薬剤や眼科の費用を一部カバーしてくれる保険も。歯科は自己負担で、基本的に病院で立て替え支払いをした後にキャッシュバックの申請をする形が多いです。より柔軟なプラン内容を希望する方や費用を節約したい方におすすめ。

④クレジットカード付帯の海外旅行保険(エポスカード)
→上①〜③と比べて補償内容は薄いですが、年会費(保険料)無料でカードを持っていれば保険適用です。キャッシュレスに対応しており立て替え払いは不要ですが現地到着後90日間までの期限制限あり。短期留学やMSPの加入までの繋ぎとして保険に入っておきたいという方におすすめ。


下に、各種保険のメリットとデメリットを簡単にまとめた早見表を掲載します。

保険加入は自分の身を守るとても重要な手続きです。詳細は保険会社やエージェントに必ず相談して決めましょう。

カナダ留学各種保険の早見表

現地用クレジットカード作成

カナダは日本よりもキャッシュレス社会が進んでおり、カード決済が主流です。

そのため現地で使えるクレジットカードを最低2枚は持っておきましょう(1枚のみだと何らかの理由でカードが使えない時に困るため複数枚がベターです)。


クレジットカードの中でもエポスカードがおすすめ!実際私も利用していますが、理由は付帯型の海外旅行保険の質が良いこと👇

カードを持つだけで保険適用(90日間)
・年会費無料の割に補償内容は充実
・年会費5,000円払えば補償内容も拡充


バンクーバーに留学する人の中には、渡航後MSPの加入手続きが終わるまで(2~3ヶ月)の間をエポスカードの海外旅行保険で乗り切る人もいます。

決済会社(VISA、Master Card、JCB、American Expressなど)をどこにすべきか悩む人も多いですが、個人的にVISAAmerican Expressはおすすめです。

これまで15ヶ国渡航してきて、VISAやAmerican Expressのクレジットカードが使えなかった国はありませんでした。

つみたてNISA・iDeCoなど運用資産の処理

今ではつみたてNISAやiDeCo、企業型確定拠出年金などで資産運用している方も多いと思います。

長期海外留学の場合、これらの運用中の資産も手続きが必要になる可能性があるので要チェックです。


以下は、海外留学に際して必要な運用資産の手続きの一例です。

・手続きする必要なし
・新規買付はできないが、保有商品は継続保有
・保有商品を全て売却し、口座は残す
・保有商品を全て売却し、口座も解約する


これは、保有商品やその口座、海外での滞在期間などによって必要な手続きは異なります。


詳細は必ず証券会社に問い合わせましょう。また、手続きに時間がかかることもあるため、できるだけ早めに対処しましょう。

奨学金返還猶予の申請


社会人になって数年してから留学をしたいと思っている人の中には、

今返済中の奨学金はどうすればいいんだろう?

という不安を抱えている人も少なくないと思います。


そんな人にとって有効な選択肢として、奨学金返還猶予という選択肢があります。

奨学金返還猶予とは、日本奨学金支援機構(JASSO)が提供している、何らかの事情で奨学金返済が困難な人に対して、一時的に奨学金の返済の猶予を認める制度です。


奨学金返還猶予制度を利用したい場合、基本的に返済を止めたい月の前々月末までに申請する必要があります。

例) 10月中旬に渡航予定で10月分の奨学金返済から猶予してもらう場合、8月末までに申請する必要があります。


詳しい奨学金返還猶予の申請方法について、こちらもぜひチェックしてみてください。

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まとめ

いかがだったでしょうか?

最後にもう一度やることのおさらいです。

1. 航空券の購入
2. 学生ビザ申請
3. バイオメトリクス認証登録
4. 現地滞在中の健康保険の検討・契約
5. 現地用クレジットカード作成
6. つみたてNISA・iDeCoなど運用資産の処理
7. 奨学金返還猶予の申請


続いて、出発2ヶ月〜1ヶ月前に準備することは今後アップする予定ですのでお楽しみに。


では、また!!!!!


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