今回の記事はこんな方にオススメです。
・会社を辞めて社会人留学に行きたいけどどのタイミングで会社に伝えればいいか分からない
・シンプルに円満な退職方法を知りたい
・退職理由は正直に伝えるべきか迷っている
この記事は、4回の退職経験がある私の実体験を基に書いています。
私は4回の退職で、円満な退職・後味の悪い退職・反省すべき退職、様々な経験をしてきました。ぜひ皆さんには私より円満な退職をして欲しいと思います😄
今回は、実際に私が退職した時の「伝えた時期・伝え方・伝える相手・退職理由を何と言ったか」などシェアします。
社会人留学をしたいけど退職を伝えるのが怖い、そんな方の役に立てたら幸いです。
それでは早速みていきましょう!
退職を伝えるタイミング・場所
退職する時、特に初めての退職の場合は「何を・どうやって・誰に・いつ・どこで」伝えれば良いのか分からないと思います。
ここではまず、”いつ・どこで/どうやって”伝えるべきかお話しします。
いつ
結論から言うと、
私はこれまで、長いもので最終出勤日の4ヶ月前、短いもので2週間前に退職を伝えましたが、自分にとっても会社側にとっても最も良いタイミングだと感じたのが3ヶ月前でした。
役職があるなど、重要ポストに身を置いている場合はもう少し早めに伝えても良いと思います。
なぜ3ヶ月前がベストだと思ったかというと、
・4ヶ月前に伝えた時→最終出勤日まで長くて何となく気まずさを感じる
・2週間前に伝えた時→会社側との関係は最悪、仕事内容の引き継ぎも十分にできず
会社を円満に退職するためには、相手側の都合も考えられるとより良いです。
あなたが退職すると、会社側は人員の配置や業務の引き継ぎ、必要な場合採用などしなければいけません。
3ヶ月前に伝えられれば、会社側もある程度準備できますし、あなたも変な気まずさを感じずに最後まで勤めあげることができます👍
どこで/どうやって
退職を伝える”場所や伝え方”もとても重要です。
大原則として、退職を伝える場合は面と向かって直接伝えましょう。
これは、1人の大人としてお世話になった方への感謝の気持ちの表し方として当然の礼儀です。
ただ例外はあります。それは
・精神的に直接伝えられる状態ではない
・直接伝えることで身体的・精神的に危害を加えられる可能性がある
こういった場合の退職方法について後述します。
必ずとは言いませんが、正常な心身の状態であるならば直接伝えることを強くお勧めします。
退職することは誰に伝えるべき?
退職することをまず誰に伝えるべきか迷うと思います。社長、部長、課長、係長、1年上の先輩、同期など、、、
一番ベストなのは「同じ空間で仕事をしている職員の中で最も偉い上司」です。
そして迷った場合は「信頼できる身近な先輩」です。
これは職場によっても異なるし、その人の置かれている状況によっても異なると思います。
私の経験上、一番円満に話が進んだのは、一緒の空間で仕事をしている人、つまり日常的にコミュニケーションを取っている人の中で一番偉い人に言った時でした。
反対に一番最悪だったのは、
こちらから上司に退職の意向を伝える前に向こうから
辞めるって噂聞いたけど、そうなの?
と聞かれた時は、お互いにとって違和感のあるやり取りになってしまったので皆さんも十分注意してください。
口止めできる自信が無いのなら、同期や仲の良い身近な先輩には上司に伝えた後に伝えた方が良いです。
退職する理由は正直に伝えるべき?
続いて、「社会人留学のために退職します」と退職する理由を正直に伝えるべきかどうかについて。
結論から言うと、
社会人留学のためと、正直に退職理由を伝えた方がいいです。
私は退職の際、留学に行くことを正直に職場に伝えました。その結果批判されることはなく、むしろ応援してくれたり、”いつでも戻っておいで”と労いの声をかけてもらったりと、背中を押してくれました。
在職期間に限らず、入社して出会った職員や仕事を教えてくれた先輩方に対する誠意として、正直に伝えた方が円満に退職できます。
良い関係性を継続して保ちたいと思える職場なら尚更正直に伝えた方がいいです。
しかし、「退職理由を正直に伝える必要はない」という例外もあります。例外については後ほど詳しくお話ししたいと思います。
円満に退職する秘訣まとめ
これまで4回退職を経験して分かった、職場を円満に退職する秘訣は主に以下の4つです。
・退職宣言は最終出勤日の3ヶ月前
・一緒に過ごした時間が長い職員の中で一番偉い人に先に伝える
・直接自分の口から伝える
・正直に退職理由を伝える
ただ、他にも円満に退職するためにできることがあります。
それは、日頃の仕事に対する姿勢や同僚との人間関係を大切にするということ。
逆の立場に立って考えてみると分かりやすいですが、
・真摯に仕事に取り組み、コミュニケーションが取りやすく明るい人
・仕事が嫌というオーラ全開、ミスしても放置、全然話さない人
この2パターンの人だったら、どちらの人の退職を応援したくなるでしょうか?
間違いなく前者だと思います。
毎日の仕事に真面目に取り組み、良い人間関係を築いていれば、退職する時も応援してもらえたり、円満に退職できる可能性が高くなります。
どうしても円満な退職が難しい場合は?
ここまで円満に退職する方法についてお話ししてきましたが、現実問題そんなに上手くいかないこともあります。
私も一度、逃げるようにして退職をした経験があります。それは、適応障害になり出勤できる状態、直接退職を伝えられる精神状態ではなくなってしまったからです。
その時の辞め方は、この記事でお勧めした方法とは真逆で、
・退職日の2週間前に伝える
・一番信頼できる身近な上司を通じて上層部に伝える(直接伝えていない)
・退職理由など伝えていない
こんな感じでした。
最終的には直属の信頼できる上司とLINEのやり取りを通じて、退職する意向を上司に伝えてもらいました。
私が皆さんに言いたいのは、
必ずしも円満に退職する必要はありません。
退職を告げたら批判される、嫌味を言われる、自分の心や精神が傷つけられる、と危険を感じるなら無理して直接伝えなくていいと思います。
そんな時の退職方法として、
・退職代行サービスを利用する
・信頼できる上司に相談してみる
こういった方法もあります。
自分もそうでしたが、一度心を壊すと立ち直るのに時間がかかります。心の傷は身体の傷より治るのが遅いです。
留学に行くというその先の大きな目標・夢があるのなら、その前にあえて自分から傷を負うようなことはしなくていいんです😊
おわりに
いかがだったでしょうか?
社会人留学にあたり、必ず訪れるのが「退職」です。
日本の社会風潮的に、”退職=悪いこと、後ろめたいこと”のように感じるかもしれません。
しかし、留学という非常に前向きな理由、大きな目標を持ってのステップアップなので自信を持って行きましょう!
あなたの誠意を感じ、きっと同僚たちも応援してくれることと思います。
あなたの退職が上手くいきますように!
では、また!!!!!
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